クリエC から IMPACTors へ
心の底から、おめでとう。と伝えたい。
2020年10月16日。この日は私にとって、そして
[彼ら7人]にとって忘れられない一日になりました。
元々好きだった音楽番組。それに大好きな子たちが67名も出演する。そんなの、嬉しい以外の何物でもない。だけど、同時に私は不安でした。出演グループの中に、[彼ら]の名前はなかったから。
まず、私は最初に7人と言いましたが、出演グループの中に名前がなかったのは彼らだけではありません。[Jr.SP]。この子たちも私が大好きなグループです。この子たちについてはまた別の場所でお話しますが、この子たちもまた、音楽番組であるMステの公式サイトに名前が上がらなかった子たちでした。
どうして、名前がなかったのか。それは傍から見れば[彼ら7人]にグループ名がないからじゃないか。そう言われてしまうかもしれません。[Jr.SP] の子たちがどういった経緯で名前が載らなかったのかはわかりませんが、彼らには[Jr.SP]のようなグループ名がなかったんです。
でも、だからこそ不安でたまらなかった。出演するのか、しないのか。確認する方法も何もない中で私はこの日をただただ待つしかなくて。それがちょっとだけ苦しくて。…だけど、私は一瞬で安心してしまったんです。嬉しくなったんです。
画面が切り替わった時、そこにはたくさんのジャニーズJrがいて。そこにちゃんと、[彼ら]がいて。私はとても嬉しい気持ちになりました。
[クリエⅭ]
彼らはファンの間でそう呼ばれています。でもそれは、非公式の名前。島TVで、クリエⅭのメンバーでもある佐藤新くんは言いました。
「グループって言っちゃいけないと思いますけど。」
クリエⅭ。そう呼ばれるくらい、もう7人でいる事が、7人で一つという事が当たり前になって来ていたけど、その言葉を聞いて、「みんなを応援したい。」とより一層強く思いました。もちろんこの言葉はマイナスなものではありません。前後にはグループに対する想い。そして、ファンのみんなに対する想いがこもっています。(気になる。というお方はぜひ下の島TVを見てみて下さい!)
グループという存在は偉大です。それが居場所になるし、ファンとの集合場所になる。私は勝手にそう思っています。だけどだからこそ、彼らにグループ名をプレゼントしたかった。みんなで会える、「またね。」って自信を持って彼らが言える場所が欲しかった。そう思うくらい、私がお偉いさんだったら即グループ名をあげてるレベルで本当にみんな、素敵な子たちなんです…。
今年の夏。彼らが初めてやった単独ライブ。サマパラ。彼らはそこに自分たちのすべてをかけていると言っていました。その言葉の通り、とっても素敵なライブでした。…言葉にするのは簡単だけど、かっこいいだけじゃない。可愛かったり、仲良しだったり。かと思えばまだたどたどしいMCだったり。それもこれも彼らにしか出せない素敵なライブだったんです。
何より私は、[喜びの唄]の彼らの表情が忘れられません。愛してる。そう笑顔で、全力で愛を届けてくれながらも泣きそうに歌う彼らが、私の記憶から離れないんです。それくらい、眩しかったんです。
初めての、ハンドマイク。初めての、単独ライブ。初めての事ばかりでこみ上げたものがあると彼らはのちの雑誌で語っています。だけど私はこみ上げてしまうくらい、それくらいの熱量を持ってやってくれたライブだからこんなにも、今でも心に残っていると伝えたい。彼らの初めてに触れられた事を、私はとても幸せに思っています。
そんな彼らが出演してくれたⅯステ。大型の音楽番組。華麗な衣装。もうそれだけで私は幸せでした。バックじゃない。誰かの後ろじゃない。大好きなクリエⅭのメンバーが見れる。幸せで幸せで。もうそれだけ。こんなにも幸せな事はない。そう思ったのに。
この事務所の人は本当になんて粋な事をしてくれるんでしょう。私はその時、思わず膝から崩れ落ちてわんわん泣きました。本当に子どもみたいに。
パフォーマンスが始める前、各グループごとの紹介VTRがあったんです。でも、クリエⅭのメンバーの事は全然流れなくて。…グループ名がないから?またそんな、悔しい気持ちになりました。彼らはこんなにもかっこよくて素敵で、彼らにしかないものをたくさん持っているのに。もっと、声を大にして応援していれば、いつかはきっと…。そういう気持ちになっていました。
だけど、実際は違かった。一番最後に、とっても素敵な紹介をされていたんです。
「ジャニーズJr.から選抜された7人!」
…嬉しかった。紹介してもらえた事も、今勢いに乗っていると言葉にしてくれた事も。彼らが凄いだけじゃない。それをテレビで伝えてもらえた事が嬉しかったんです。
紹介だけですでに泣きそうになっていた私。だけど涙腺が見事に破壊されたのはこの直ぐ後でした。
各グループごとにパフォーマンスをしていく中で、早い段階でクリエⅭの子たちが抜かれたんです。
「…ついに!! 」そう思いながら画面にかぶりつくように見つめて、見つめて。一瞬、何が起きたのかわかりませんでした。
彼の下に映し出されたテロップ。そこには、
[IMPACTors ]
の文字があったんです。インパクターズ。それは、初めて聞く名前でした。だって、私の中では彼らは
[クリエⅭ]だから。
「なに、この名前…?」
でもすぐに気付くんです。
それが、[彼らのグループ名]だって。私はみんなのパフォーマンスが終わって直ぐ、携帯を開きました。そこには私と同じ。[IMPACTors]という名前に混乱している人で溢れかえっていました。
だけど同時に、「おめでとう!!」ファンのみんなのそんな言葉にようやく全てが理解出来て嬉しくて、嬉しくて。私は膝から崩れ落ちていっぱい泣きました。頭が痛くなるくらい、ずっと。
嬉しかった。前に彼らが言ってくれた
「みんなと叶えていくグループ」
その言葉が現実になったから。正直、不安定でした。グループ名のない彼らがいつ離れ離れになるか。そんなの、誰にもわからなかったから。
でも、ファンのみんなの声に寄り添いながら考えてくれたメンバーカラーを、私はこれからも掲げていたかった。その色で、彼らを照らしていたかった。…だから、グループ名が出来た事が、なにより誰一人欠ける事なく[7人]で[IMPACTors]になってくれたことが私には嬉しかったんです。
そんな彼らがⅯステ出演後、すぐに島TVを更新してくれました。私には、またそれが嬉しかった。
今まで一人一人が自己紹介するのがお決まりだった彼らの島TV。だけどこれは、これからは違う。みんなの嬉しそうな笑顔。声を揃えた
「IMPACTorsです!」
という紹介。…彼らは私に何度素敵なものを送ってくれるんだろう。
ガッツポーズしてた。嬉しそうに笑ってた。私も、嬉しかった。だけど、私は彼らに伝えたいんです。
「みんなのおかげだよ。」
って。絶対に簡単な道のりじゃなかった。サマパラに全部を込めてくれた彼らの今までの道のりは平たんなんかじゃない。それでも、ずっとステージに立ち続けてくれたから、諦めないでいてくれたから、
「7人で」そう何度も言葉にしてくれたから私はみんなに出会えたし、こうして応援し続けられたんです。…みんなのおかげなんです。拍手を送りたいのは、ありがとうを伝えたいのは、私も、私たちもなんだよ。
「でもこれはあくまでスタートラインであって、新たに気を引き締めて、ちゃんと頑張りたいと思います。」
新くんが言ったその言葉、私も強く胸に刻もうと思います。スタートライン。これからがきっと、本当の勝負。だけど、この7人なら何も怖くないと私は思ってます。いつも笑顔を、幸せをくれる7人だから。
[みんなと叶えていくグループ]だから。
悠毅くんが最後にぼそっと言った「泣きそう。」その言葉に、またあのサマパラを思い出しました。それくらい、彼らにとって、そして私、私たちにとって、今日は本当に特別で大切な日になりました。
[クリエⅭ] という名前から卒業しちゃうのはちょっと寂しいけど、新しい、力強い一歩を[IMPACTors]としてみんなと歩き出せるから私はもう、何も怖くありません。
本当に、素敵なサプライズをありがとう。そして、彼ら [IMPACTors]だけじゃなく、たくさんのグループがあったのにみんなを主人公にさせてくれる演出で出演させてくださったすべての人に感謝を。ありがとうございます。
IMPACTorsの7人。そしてみんなで、これからも叶えていこうね。