彼らの、二つの顔。〜お話編〜
私はなにわ男子の[2Faced]を聴いて、そして今も配信されている(5月中旬現在)Youtubeで披露されたライブを見て、この曲の背景にこんな物語があったら素敵だなぁ。と思い浮かんだ妄想があります。これはそんな妄想をただただ垂れ流しているブログです。以前にも［2Faced］についてブログで書いたので、そちらも合わせて、どうか軽いお気持ちで読んで頂けたら幸いです！
(以前のブログはこちらから⇩)
まず、こちらが［2Faced］の歌詞です。⇩
(一応自分の耳＋色んな方の歌詞を見たので大丈夫だとは思いますが、何か間違いがあればひっそり教えて下さい！)
Shake it follows kiss
24時のデジャヴが交差してるcross road
君の望むbeatはone&only story
欲張りな高鳴りは 僕も望むトコロさ
dadadadadadadada
進化系がルールの光る街をすり抜け
大胆に境界を越えようかprincess
publicの顔からpersonalな顔へと
dadadadadadadada
Can you feel me? どちらもrealな自分さ
fakeじゃないemotion 踊り踊るduality
今宵君に見せる 2Faced
C'mon! It's alright. I'm gonna show it.
全身で感じたいよ 繋がる運命よ
everybody alright 鮮明なmoment
揺らしてるようなdreams I want you
Oh... その瞳に僕を映してよ
Oh... Ah Can't you see my truth? 君となら
Are you ready?
戸惑いよりそれ以上 熱い瞳湛えて
誰かじゃない僕らの 鮮烈なstory
生きた夢の魔法を かけてあげる今すぐ
dadadadadadadada
白と黒じゃ語れない マジで恋は図れない
予想外に単純 でも読めない複雑
あどけない笑顔から 艶めいた真顔まで
dadadadadadadada
Don't you know it? どっちだって愛しい君だろ
カラダココロ揺らして 踊れ踊れduality
今宵全部見せて 2Faced
C'mon! It's alright. You're gonna show it.
心臓の音 まるで呼び合ってるrhythem
Everybody alright 情熱のmotion
焦らしてるようなvibes I need you
Oh... この命が切に求めてる
Oh... Ah Can I see your truth? どこまでも
Can you feel me? どちらもrealな自分さ
fakeじゃないemotion 踊り踊るduality
今宵君に見せる 2Faced
Let's shake it kiss follow.
C'mon! It's alright. I'm gonna show it.
全身で感じたいよ 繋がる運命を
Everybody alright 鮮明なmoment
揺らしてるようなdreams I want you
C'mon! It's alright. You're gonna show it.
心臓の音 まるで呼び合ってるrythem
Everybody alright 情熱のmotion
焦らしてるようなvibes I need you
Oh... その瞳に僕を映してよ
Oh... Ah Can't you see my truth? 君となら
私はまず歌詞を見た時に、「…なにわ男子はホストや。」と思いました。その理由は序盤に出て来る、[24時]という歌詞と、[境界]という歌詞です。
24時。つまり深夜12時に引かれる境界線は、眠る街と眠らない街を分ける為のもの。そう思いました。そして、眠らない街に属するホストである彼ら、なにわ男子に普通の女の子がある日出逢ってしまう。そんな妄想です。
…因みにここまでで一つ。これはもう本当にただの私の好みでしかないのですが、あんなイケメン7人組のホストクラブがあったら最高じゃないですか？しかも絶対みんな面白いし、みんな人気№1になりたい気持ちはあるけど、絶対仲良いじゃないですか、…最高。
女の子は所謂OLさんであってほしいと個人的には願っています。しかしある日、ひょんな事から(雑)夜の街へ続く扉(歌舞伎町でいう、歌舞伎町って大きく書かれたゲートみたいな)まで来ちゃって、慌てて自宅に帰ろうとするんです。…でも、彼らがそれを見逃すはずもなく。
[欲張りな高鳴りは僕も望むトコロさ]
[大胆に境界を越えようかprincess]
彼らは女の子を見つけ甘い言葉で誘うのです。
「こっちにおいで、お姫様。」
…なんてあんなイケメンたちに言われたら私は簡単に着いていくでしょう。実はこの女の子、こういう世界に興味は内心ありました。でも、地味で冴えない自分はこんな世界向いてない。そう思って避けて来たんです。(漫画とかだとこういう主人公に限って可愛いというチート)
でもそこはプロの彼ら。女の子が胸の奥底に隠していたそんな欲望にしっかりと気付いているんですね。だって、[僕も望むところさ]って言ってるんだもん。そんな欲望すら、僕らが叶えてあげる。って。…あぁ、好きだぁ。(自分で妄想しててテンションあがって来ました)
だけど女の子には理性もしっかりとあります。夜の世界がどれだけ怖いところなのか、多少なりとも大人な女の子は知っているので踵を返そうとしますが…。
［Can you feel me? どちらもrealな自分さ］
[今宵君に見せる 2Faced]
「どっちだって本当のキミでしょ？その欲望も、真面目な容姿も、全部。」
甘い言葉製造機の彼らの手にかかってしまったのが悪かった…。しかもその上、
「僕もキミだけに本当の僕を見せるから。だから、おいで。」
なんて言われたらもう女の子。理性の糸が、ぷちん。って切れちゃいます。
彼らの手の中に女の子は簡単に落ちちゃいました。
因みにホストである彼らは女の子の事を普通に一人のお客さん、または金ずるとしか思ってなければいいなぁ。と思いました。(…なにわ男子のみんな、最低な設定にしてごめんね)
だけど、一方的に女の子が自分の手の中に落ちていく様を楽しげに見ている。というなにわ男子のイケナイ表情を見たかったのでどうか許して下さい。
最初こそ夜の世界に戸惑っていた女の子ですが、
[C'mon! It's alright. I'm gonna show it]
「大丈夫、甘い時間を見せてあげる。」
と彼らが甘く囁くので段々と感覚がマヒして来ちゃうんですね。ましてや、
[その瞳に僕を映してよ]
「僕だけを見てて。」
ってあんなイケメン(しかも7人もいる)に言われたらマヒさせたままでいるしかないんだな…女の子は…。
そして、[生きた夢の魔法を かけてあげる今すぐ]
これは私の中で、女の子を縛り続ける様な鎖の事を指しているんじゃないかなぁ。と思いました。言うなれば、ホスト狂いのようにしてしまうような。
例えば7人の中から女の子が好みの一人を選んでその一人が「僕以外指名しちゃあかんで？」って言い続ける。みたいな。それが生きた魔法になって女の子を縛り続けていくという。
女の子は普通の自分なんて忘れてしまうくらい、彼らに徐々に、でも確実に溺れていきます。表とは全然違う、夜の、自分の顔。それでも彼らが、彼が、
[Don't you know it? どっちだって愛しい君だろ]
「知らないの？どっちのキミも、僕にとっては愛しいって。」
そう言うものだから遂に彼女は完全に彼に落ちてしまいました。
そして、【あなただけを見つめて】【全身であなたと繋がる運命を感じよう】と彼に女の子は頷いてしまうんです。
…というのが一つ目の解釈、私の妄想でした！！我ながら書いていて、なんて凄い設定になにわ男子をしてしまったんだろうと思います。でも反省も後悔もありません！！だってホストクラブに実際なにわ男子の7人がいたら罠でもなんでも恋に落ちちゃうもん。仕方ないね。(割り切った)
それからもう少し細かいところまで色んな設定を詰めたり抜粋すると、この物語(という名の妄想)に出て来る女の子は、最初こそ会社に何かしらの目標があって入社したものの、その目標すら忘れてしまうくらいコキ使われて心も体もすり減らしていたんじゃないかなぁ。と思います。
その理由は、[進化系がルールの光る街をすり抜け]
この歌詞です。進化系。成長する事が当たり前の社会。私はそう感じとりました。好きな事を学んで、その為にする苦労なら喜んで受けよう。そう決意していたはずなのに現実は甘くなくて少しずつ、心も、そして体もぼろぼろになっていく。
そんな時に出逢ってしまったのが夜の街へと誘うように引かれた境界線と、そこに属する彼らの存在。彼女はすり減った自分を立て直す為、そして弱っていたが為に夜の世界に足を踏み入れてしまったんじゃないか。そう思ったんです。
後は、[予想外に単純 でも読めない複雑]
この歌詞。これはどちらかというと、この物語(という名の妄想だけどどうしても物語って言いたい)の中では女の子の心境かなぁ。と思ってます。
彼の事は好きだし、彼が言うように彼だけを私は見ているけど、好きだと思ってしまった私は単純だけど、彼の心だけはどうしても複雑で、読めない。これが女の子の気持ちかな、って。
…うわぁ、やっぱり罪な男の子たちですね。(設定を考えたのは紛れもなく私)ですが、この曲の裏にこういう背景があったら曲の聴こえ方も違って楽しいかな。というお話です。
そしてもう一つ思い浮かんだ物語。(物語って言い張ります)それはYoutubeで配信されていた2Facedを何回も見ていた時。みんなのフリやパフォーマンスを見ていて、「…あれ、こういう捉え方も出来るぞ？」と思ったのです。
それが、シスターと教徒のお話でした。
何故シスターと教徒。というちょっとだけ非現実な事を思ったかというと、[境界]という歌詞を、私が一番最初[教会]と聞き間違えたからです。所謂最初は空耳から生まれた世界観でした。でも、それでも物語はなんの問題もなく出来上がって行くんです…。(むしろ私の妄想力が成せる技だったのかもしれない)(あと言い訳するとパブリック教会っていう教会ありそうじゃないですか？)
そして、シスターと教徒として物語を考え始めたら、みんなのパフォーマンスはぴったり合うように感じたし、なにより先程話したホストと女の子とは違った風に曲を楽しめたので個人的にはとても楽しかったんです。
今回の妄想は、どちらかというと一方的な歪んだ愛です。(イメージは先輩であるWESTのCriminalみたいな感じ)教徒が一方的にシスターに好意を寄せている、そんなお話です。
因みにここからの妄想は教徒を男の子、として表記してますが、その男の子はもちろんなにわ男子です。好みのメンバーに当てはめて考えてもらえれば嬉しいかなぁ。なんて。
まず、[境界]という歌詞を、住む世界が違う二人を指すものだと今回も読み取りました。位や立場の違う、二人。シスターと教徒もそれに当て嵌まるかなぁ。と私は思っています。
[Shake it follows kiss]
この歌詞と同時に丈くんが投げるキスで始まるこの物語。ただの教徒だったはずの男の子がシスターに一方的な愛を向けてしまう事で、この男の子は少しずつ歪んでいってしまいます。
[君の望むbeatはone&only story]
キスで物語を始める裏にあった、男の子の想い。それが、この歌詞かなぁ。と私は思いました。自分だけが実はシスターにとって特別で必要とされていると感じていて。だからこそ
「［君の望む] ままに二人だけの物語を始めよう。」
…って思ってる的な。わ、最高。(我ながらいい妄想だと思っている)
先ほどのホストと女の子のお話では、
[欲張りな高鳴りは 僕も望むトコロさ]
この歌詞を、女の子の奥に潜む欲望にホストである彼らが気付いて夜の街に誘った。と解釈しましたが、今回は一方的な愛。「シスターも僕の事がほしいんだ。」そう思った男の子の被害妄想だと解釈しました。
そして、[大胆に境界を越えようかprincess]
この部分のフリは手を空へ投げるもの。そのフリが意味するのは、男の子(動画内ではみっちー)が二人の間に引かれた''シスター''と''教徒''という境界線を投げ捨て踏み込んで来る。というものじゃないかと思いました。
しかし女の子はシスター。優しい心の持ち主です。そして、悩める人の傍に寄り添う優しさを持っています。シスターは教徒である男の子が何かに悩んでいるのではないか。そう思って、シスターとして傍にいる事にしました。
そう、シスターは図らずも一度は投げ捨てられた境界線をまた、二人の間に引いてしまったのです。…男の子の好意(まぁ一方的だけど)を知らないとはいえ、なんて罪深いシスターなんじゃ。
再び境界線を引かれてしまった男の子は、とても悲しみました。だけど、男の子が持つ愛はもう立派に歪んでいて「あぁ、きっと周りからの目を気にしているんだ。」そう思うのです。…というか思っていてほしい。その方が素敵だから！！(私情を挟みまくる女)そして、またシスターを教徒として慕う人格の仮面を男の子は被りました。この仮面がある限り、シスターは自分の傍にいてくれるから。
でも、やっぱり男の子の奥底にあるのは歪んだ愛。被ったはずの仮面も徐々にはがれていきます。それが、2番のサビ前。[今宵全部見せて 2Faced] の大ちゃんのフリです。
顎に添えた手で顔を振って、表情を変えるんですね。それが、仮面の奥に隠した本当の顔のように見えて私には仕方なかったんです。仮面で隠していても、結局は歪んだ愛を隠し切れない。…そう思ってみるとますますイケナイ表情に見えてたまらない。大ちゃんのオトナッポイヒョウジョウスキィ。(突然のカタコト)
この時の男の子はまだ、''教徒''としての仮面を被っているんじゃないかと私は思っています。その理由は、この後、
[Oh... Ah Can I see your truth? どこまでも]
[Can you feel me? どちらもrealな自分さ]
の間にある部分でのみっちーのフリが気になったからです。
この間奏部分でみっちーは苦しそうに顔を歪めて叫んで、振り向いたかと思えば顔の半分を覆い隠しながら笑うんです。
これが自分で被った仮面に耐えきれなくて苦しんでいる姿に見えてならなかった…。しかもその仮面は徐々に取れていって、思わず本来の自分。歪んだ愛を持った自分が笑ってしまう。
そして、遂に男の子は本当の自分を奥底に隠す事を止め、シスターと結ばれようと決めるのです。
[今宵君に見せる 2Faced]
ラスサビ前のはっすんがまさにその状態。
「今夜キミに本当の僕を全部見せてあげる。」
付けた仮面をゆっくりと外して歌う瞳には、歪んだ愛と、絶対に逃さない。という執着が見えたような気がしました。
[Ah Can't you see my truth? 君となら]
そして、最後の最後。この歌詞の時に抜かれる恭平くんはみんなが顔を隠しているフリをしている中、頬にそっと手を添えているだけなんです。…これは剥がれていった仮面を意味するフリなのかなぁ。と私は思いました。…だってみんなが今まで顔半分を隠して来た部分のフリを、後半に抜かれた恭平くんは変えて来たんだよ？？そうだったら素敵じゃない…？？
…と！これが、二つ目の妄想です！非現実かなぁ。とは思いつつも、何故だか自分の中ではみんなのフリや所々の歌詞が私の妄想にぴったりなんじゃ…？と思いました。
きっとこの男の子は色んなものを抱えていて、それを親身になって助けてくれたシスターに恋をしてしまったんでしょう。それはいつしか歪んだ愛へと変わっていって、その歪みはシスターが自分に対する想いにまで発展してしまった。
シスターはただの、みんなと変わらない''教徒の一人''として男の子と接していたのに、その優しさが男の子にとっては裏目に出てしまったのかもしれません。
また私はこのライブ配信の時のバックスクリーンの映像がとにかく好きなのです…。まるで二人の崩れていく関係を表しているように見えませんか？見えますよね？？(圧)
散る火花とか崩れていくような映像とか焚かれてるスモークとか。…もうとにかく全部が、素敵すぎる。
…あとこれは偶然なのかなんなのかわかりませんが、この時に恭平くんが着ていた衣装の背中部分と、腰を覆っている布に黒の十字架があるんですよ。
(画面左)
……これを見た時に私の妄想はますます広がって仕方なかった。え、これって偶然ですか？？それとも本当にそういう感じ？？本当に舞台は教会だった？？
なんて実際のところはまーーったくわかりませんが、私の妄想を加速させてくれる要素を衣装という素敵なところに見出せて私はただただ嬉しかったです。
一つ目も二つ目もなにわ男子のみんなを凄い設定に置いてしまった自覚はあります。…でも絶対こういう役が来てもみんなは素敵に表現してくれるし、実際見たくないですか？？イケメンのホストとちょっと歪んじゃった教徒さん。私はめっちゃ見たい。そういうお仕事が来たら全力で見るので是非お願いします！！
長々と書いていましましたが、これは本当に私の個人的な、それはもう私の好みしか詰まっていないただの妄想です。ただ、少しでもこの妄想を気にいって下さる方がいたなら、私の妄想を思い出しながら曲を聴いていただけたらとても嬉しく思います。
…とにかく！素敵なオリジナル曲をありがとうございました！！なにわ男子が大好きです！！
